院長ブログ

🩷寒さと上手に付き合う

冬は“口腔乾燥症”が増える季節です❄️|かわの歯科医院

12月〜2月は湿度が低く、さらに暖房による乾燥で「唾液量が減少」しやすい時期です。

唾液が減ると、虫歯・歯周病・口臭・嚥下機能の低下など、口腔内のトラブルが起こりやすくなります。

とくに

・口呼吸になりやすい方

・高齢の方

・お薬の影響で口が乾きやすい方

は注意が必要です。

乾燥を予防するための専門的アドバイス

1-① 唾液腺マッサージの習慣化

耳下腺・顎下腺・舌下腺をやさしく刺激することで唾液分泌を促します。

② 保湿ジェル・口腔保湿スプレーの活用

就寝前の使用は、舌・頬粘膜の乾燥予防に特に有効です。

(リスクの高い方には医院で適切な製品をご提案できます)

③ 口呼吸の改善と舌の位置のチェック

舌が上顎に収まる「鼻呼吸ポジション」を維持すると乾燥予防に効果的です。

④ 加湿と水分補給の最適化

室内湿度は40〜60%が推奨。

就寝前と起床後の水分補給も口腔乾燥の改善に役立ちます。

2-|乾燥対策:食事での工夫

以下の食品は唾液が出やすく、乾燥を和らげます。

梅干し・レモンなど酸味のあるもの

噛み応えのある食材

   (根菜・海藻・きのこ類)

ヨーグルトなどの乳製品

             (口内環境を整える)

こまめな水分と温かいスープ

ただし、酸味は刺激が強いので歯がしみる方は控えめに。

3|こんな症状は要注意!

以下のような症状がある方は、口腔乾燥が進んでいる可能性があります。

• 口の中がネバつく

• 会話しづらい・喉が乾く

• 食事中に水が必要

• 朝起きた時にカラカラ

• 口臭が気になる

• 唇がよく割れる

• 唾液が粘つく

1つでも気になる場合は、一度ご相談ください。

乾燥が進むと、気づかないうちに口腔環境が悪化することもあります。

症状や不安がある方は、いつでもかわの歯科医院へご相談ください😊