入れ歯

入れ歯

「咬みづらい……」「噛むたびに痛みがある」
入れ歯にこのような不満はありませんか?

当院では、患者さま一人ひとりの口腔内の状態やライフスタイルに合わせた、快適で自然な入れ歯づくりを行っています。
初めて入れ歯を作る方や、以前の入れ歯で違和感や痛みを感じていた方にも、丁寧に対応しています。どうぞお気軽にご相談ください。

入れ歯の基本

入れ歯は、失われた自然な歯を補うための歯科用装置です。これは、噛む機能を回復させるだけでなく、発音の改善や顔貌のサポートも目的としています。

入れ歯の種類

  • 部分入れ歯は(一部の歯が欠けている方の場合)
  • 総入れ歯は(全ての歯が失われた方の場合)

(スクロールできます↔)

保険入れ歯 自費入れ歯
見た目
素材・形状 床はレジン床のみ、形状は限定される 床は選択可能、形状も自由
審美性 入れ歯とわかる 自然で、入れ歯とわかりにくい
装着感 やや違和感 違和感が少ない
食事 天然歯に比べると咬みにくい
食べ物の温度が伝わりにくい
咬みやすい
食べ物の温度が伝わりやすい
耐久性 低い 高い
修理 容易 時間がかかる
修理不可のものもある
製作期間 約1ヶ月 約2~3ヶ月
費用 安価 高価

あらゆる選択肢の中から選んでいただけるよう、保険の入れ歯、保険外の入れ歯、それぞれのメリット、デメリットもお伝えしています。
目立ちにくく、快適な装着感の「ノンクラスプデンチャー(自由診療の義歯)」にも対応しています。保険の義歯が合わなかった方はぜひご相談ください。

ノンクラスプデンチャーとは?

金属のバネがない、目立ちにくい入れ歯です。
樹脂製の為、装着時の違和感が少なく、軽くて割れにくい素材で作られており、審美性と快適さを両立できます。

当院のこだわり

当院では30年以上の経験を活かし、技工士と密に連携しながら、精密な型取り・調整を行います。合わなかった義歯の再調整やご相談も承ります。

入れ歯制作の流れ

  • 01カウンセリング・検査
    口内の状態を確認。ご要望のヒアリングをし、治療計画の説明。
    最適な入れ歯の形、素材を確認。
  • 02個人トレー作製の型取り
    患者様の口の大きさに合わせたトレーで上下の歯の型取り。
  • 03嚙み合わせの確認
    嚙み合わせの高さや位置、左右のバランスを確認。
  • 04口の精密な型取り
    仮入れ歯の型取り。
  • 05仮入れ歯の試し合わせ
    試作した入れ歯を装着し、使用感見た目などを確認。
  • 06完成
    完成品を装着。調整が必要であれば微調整します。
    使用後、痛みや違和感があれば後日でも調整対応いたします。

作製には2~3週間程度かかることが多いです。特に精密な型取りや噛み合わせ調整は、硬い食べ物もしっかり噛めるかどうかに関わります。食事の際のストレスや違和感を軽減するためにも、丁寧な作製工程がカギとなります。

よくある質問

個人差はありますが1~2週間程度で慣れる方が多いです。最初は違和感や発音のしにくさがありますが、徐々にお口に馴染んできます。

保険の入れ歯は費用が安く済みますが、金属のバネが目立ちやすく、厚みやフィット感に制限があります。ノンクラスプデンチャーはバネがなく見た目が自然で薄く、軽いため装着感が良いのが特徴です。

個人差はありますが、最初は違和感から「味がわかりにくい」と感じる方もいますが、多くの場合は慣れるにつれて違和感がなくなります。薄い素材の入れ歯(ノンクラスプデンチャー)の方が比較的違和感が少ないようです。

作成時とお変わりない体調、口の形の変化がない場合は手入れ次第で長くお使いいただけます。年月を重ね、ご自身の歯の本数や使用状況によりますが、修理のやり替えが必要になることがございます。定期的な調整を続ければ、より長く快適に使えます。

一般的に保険の入れ歯は動きやすいことがありますが、調整で改善できます。ノンクラスプデンチャーはフィット感がよく、外れにくいのが特徴です。

毎食後に外して専用のブラシを使用し洗います。就寝前は専用の洗浄剤につけておくと清潔に保てます。
※通常の歯磨き粉で磨いてはいけません。配合されている研磨剤で入れ歯を微細に傷つけてしまうためです。入れ歯に小さな傷がつくと、そこに細菌やカビが入り込みやすくなり、歯周病や口臭などの原因になってしまいます。